【1話】「いつも通りの朝」 (スプライト)
僕の名前は、阿部 礼二
何もかもが平均的な学生。
みんなからアベレージって呼ばれてる。
すっかり外は雪景色。
昨日の夢はいったいなんだったんだろう。
いつも通り学校に行き、いつも通り授業を受ける。
こんな毎日に嫌気がさしている。
「はい!今日の授業はここまで!」
「礼二君はそのまま体育館に残って」
担任の女教師マチ子が叫ぶ。
マチ子「礼二くん、あなたに報告があるの」
礼二「なんでしょうか」
マチ子「さっきご自宅から連絡があったの、お母さんが倒れたって!すぐ戻ってあげて」
礼二「そうなんですか・・・。でも勉強が大事なので、学校終わりで大丈夫です。」
マチ子「そんなに平均点が大事なの!?」
礼二「では・・・」
〜次回〜
倒れた母の元へ向かう礼二。
電話で告げられた「魔の病気」。
マチ子の口から白い吐息。
次回・・・阿部礼二がMAX礼二になる
乞うご期待。