4人5脚

メンバー: <ばる・スプライト・ウィンストン・がぶたろう>ルール:物語を書いて次にパス。題名・次回予告も物語を書いてる人に決めてもらいます。ツイッターやってます。

【3話】「1月の寒さ」 (ウィンストン)

ふと極寒の中を歩いていた夢の事を考えていた。


湖に落ちた時に人の姿が見えた気がする。


それは担任の女教師マチ子に似た姿。


あれは一体なんだったのだろう。


そんなことを考えながら歩き始め電車に乗った。



次回『母の病気、マチ子の様子が…』





【2話】「阿部礼二がMAX礼二になる」(がぶたろう)

急いで学校から飛び出した僕は、

 

普段は乗らない電車に乗る為に、駅へと向かった。

 

僕の住む町は、みんながよく言う、

いわゆる「田舎」で電車も1日に2本くれば良いくらいだった。

母が居る病院までは電車で1時間ほどで着く距離。

 

当然のように駅には誰もいない

 

電車が来るまで少し時間があるので、駅の構内を歩く事にした。

時刻は午後4時34分  辺りは大分暗くなっている。

 

「あまり変わっていないな」と1人呟きながら駅を歩いていた。

 

もうすぐ電車の時刻なのでホームに戻る事にした。

向かう途中、変な寒気のようなものを感じ礼二は一度足を止めた。

 

次回「1月の寒さ」

 

 

【1話】「いつも通りの朝」 (スプライト)

僕の名前は、阿部 礼二

何もかもが平均的な学生。

みんなからアベレージって呼ばれてる。

 

すっかり外は雪景色。

昨日の夢はいったいなんだったんだろう。

いつも通り学校に行き、いつも通り授業を受ける。

こんな毎日に嫌気がさしている。

 

「はい!今日の授業はここまで!」

「礼二君はそのまま体育館に残って」

担任の女教師マチ子が叫ぶ。

 

マチ子「礼二くん、あなたに報告があるの」

礼二「なんでしょうか」

マチ子「さっきご自宅から連絡があったの、お母さんが倒れたって!すぐ戻ってあげて」

礼二「そうなんですか・・・。でも勉強が大事なので、学校終わりで大丈夫です。」

マチ子「そんなに平均点が大事なの!?」

礼二「では・・・」

 

 

〜次回〜

倒れた母の元へ向かう礼二。

電話で告げられた「魔の病気」。

マチ子の口から白い吐息。

 

次回・・・阿部礼二がMAX礼二になる

 

乞うご期待。

 

 

【初連載】「プロローグ」(ばる)

私は、夢を見ていた。

それは、

とてもながい夢だった。

気温が−20℃以下の極寒の中で

凍りそうになりながら

ただひたすらに歩き続けていた。

ふとした瞬間、

足元が砕け散り、凍てつく湖の中へと落ちていった。

 

 

次回   いつも通りの朝