4人5脚

メンバー: <ばる・スプライト・ウィンストン・がぶたろう>ルール:物語を書いて次にパス。題名・次回予告も物語を書いてる人に決めてもらいます。ツイッターやってます。

【6話】「恋に落ちる音」(ばる)

6時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った。

 

挨拶が終わると彼女は強引に僕の腕を掴み、

引っ張る。

 

「ち、ちょっと!まだ掃除が…」

 

彼女は僕の言葉を遮る様に言い放った。

 

 

「カラオケ!! いくわよ!!どうせいったことないんでしょ?」

 

図星だった。

 

 

葵に手を引かれるまま街を歩く僕、

彼女が歩くのが速いせいか、鼓動が速まる。

 

「カラオケにいくって僕、歌なんて全然歌えないよ?」

 

「良いじゃない!これから練習すれば!!

コツとか教えてあげるわよ!」

 

どうやら本気の様だ

 

次回「二人の距離」